今日のフェアリー早番、えみまいか竹にゲストが大平亜季プロ(通称ズム)。懐かしいラブラブボンバーのメンバーでした。
今日は三連休の最終日ということもあり開店即三卓、40分後には四卓正午には六卓ズムが来たら満卓とガンガン忙しい感じ。でも今日は三人とも番責だし忙しくても何の不安もなく、付き合いも長いからお互いの動きも思考もわかっててとても働きやすい感じ。ちょっとばたついたりはあったけどね。
今でこそ番責もする私ですが、ラブラブボンバーに入って一年くらいはほぼ本走係でした。当たり前と言えば当たり前なんですが、最初は立ち番が全然できなくて。当時のラブラブボンバーは麻雀打てない状態で入る子も多い中、私は最初から麻雀出来たもんだから立ち番を覚えつつ麻雀を覚えて本走デビューという手順を踏まず、いきなり本走係。しかも麻雀打ちたい派。さらに同番メンバーは打ちたくない派が多かった。なのでなおさら勤務時間中は麻雀ばっかりしてて全然仕事出来るようにならなかった。
立ち番の仕事と言えば。ボンバーのコップって小さめのプラスチックマグカップだったんですよ。で、たまに大きいので持ってきてって言われてそういう時はビール用のジョッキで出してたんです。そこでふと、持って行く回数減れば仕事減るしコップ大きくしたらいいんじゃないですか?って聞いたことあるんです。そしたらね、店長が「何回も持って行くためにコップ小さくしているんだよ。」って言うんですよ。頭の中はてなでいっぱい。
「お客様の中には女の子と交流したくて来てる人もいる。話したくても上手に話せない人もいる。でもドリンクは頼みやすいでしょ。ドリンクを頼むと会話できるでしょ。女の子が笑顔でドリンク出してくれるだけで嬉しいんだよ。はいどうぞ、ありがとう、だけでも嬉しいの。その回数が多い方がいいでしょ。だからコップは小さいの。」
へぇーへぇーへぇー。当時へぇーボタンなかったけどあったら連打してた。自分にはない思考だったから結構衝撃でした。手間なんて減らした方がいいじゃんて思ってたから、その手間が大事だって思考にならなかった。同じように、ドリンクの注文受けたら作るのは俺がやるけど持って行くのはなるべく女の子に、おっさんの俺が持って行っても誰も喜ばないからって言ってた。店長面倒くさがってたわけじゃないんだとも思った。ダルイからバイトにさせてるとか思っててごめんなさいってなったよねー。
ドリンクもこまめに聞きに行けって言われてた。それもなるべく名前つきで一人づつ聞くようにって。〇〇さん、おかわりいかがですか?が基本。これはちゃんと名前覚えてるアピール。自分の名前を覚えくれているって思うと嬉しいもんだからって。なのでわからない時は一度カウンターに戻ってゲーム表で名前確認してから改めて聞きに行くとかしてたなー。お客様のドリンクの好みとか注文の傾向とかも覚えろって言われてた。ずっとウーロン茶の人にはおかわり飲みます?とかで、色々変える人には次何にします?って聞くとか。この子わかってくれてるなって思ってもらえるようにする感じ。
逆にフェアリーはふわっと全体に聞くスタイル。これはこれで意味がある。お店の方向性の違いだからどちらがいいとは一概に言えないけど、ボンバーはお客様と女子メンバーとの交流をすごく大事にしていた印象。卓割れしたらすぐ卓掃に行って残ってくれたお客様と談笑しろって言われてたし。卓割れたらじゃあ俺も帰るってなる人を引き留める意味合いもあるけど、卓割れても残ったら女の子と話せるって印象付ける意味もある。
ラブラブボンバーの店長に言われたことはびっくりすることも多かったけど、このコップの話は私の中のびっくり度が高かったからすごく印象に残ってる。ラブラブボンバーの衝撃的な話は他にもまだまだありますが、今日はこのあたりで。続きをお楽しみに~♪