昨日金曜ロードショーで『耳をすませば』が放映されていました。
『耳をすませば』—全人類必見の青春映画!
って宣伝されていて、それはさすがに言い過ぎでないかい?って思いつつものせられて見てしまいました。実は今まで見たことなかったんですよね。
内容はですね、そうですねぇ。一言で表すなら、全人類必見の青春映画、です。少なくとも私は見てよかったなぁと思いました。あんなに全力で青春してたっけかなー。私が中学生の時は高校に進学するのが当たり前で、しかも私は行く高校がほぼ決められていたので進路選択も何もなかった。文句もなかったですけどね。何の疑問も抱かずに受け入れていました。
タイトルのセリフは最後の方で男の子が女の子に向けて言うセリフ。自転車に女の子を乗せて、急な坂道をのぼっている時のセリフです。でもこの言葉、それだけじゃないですよね。それだけじゃないんじゃないの?って私は思いました。困難な将来を君と共に歩む、という宣言です。しかも君を乗せて、なので、女の子には苦労はさせないよってことでしょう。そして女の子は自転車をおりて言うんです。荷物にはなりたくない。私も役に立ちたいと。
ああああああ!!!もうおおおぉぉぉおおおおお!!!!!
おばちゃん一人で叫んじゃったじゃないか。なんだこれは!っていう気持ちと、なんかいいなぁ、という気持ちと。まだ15歳くらいの彼女たちの思いなんて20年も経てば笑い話になっているかもしれないけどさー。物語の中のことだけど、それでもなんだか、この子たちは染まらずにこのままで大きくなってほしいなぁ。
一方で、運んでくれる人募集中の人もいるんだろうな、とか、小さい荷物のふりしてる人もいるのかな、とか、運ぶふりして運ばせる人もいるんだろうな、とか。考えてしまって。もうこれだから大人ってやーねー。
明日は一緒に坂道をのぼる人を見つけた友人の結婚式に参加予定です。ちょっと体調面で不安があって行けないかもしれないけれど。エンターテイナーな彼女の結婚式がとても楽しみ。なんとツイキャスで配信するんですって!色々企画しているみたいなので、もしお時間あれば見てくださいねー(^^♪
黄河のんツイキャス→oukawanondayo
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